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不倫を原因として生じる犯罪・事件

「恋は盲目」という言葉がありますが、不倫は、時として、殺人事件などの凶悪犯罪にまで発展する場合もあります。

2013年に警察庁が発表した犯罪白書によると、殺人事件は、被害者が被疑者の親族の場合(30.3%)、および親族以外の面識者である場合(58.5%)となっており、知っている人同士の間で起こることが全体の87%以上となっております。

動機としては、1位「憤怒」2位「怨恨」3位「痴情」で、全体の76.2%になっています。

殺人事件の動機として多いのは,憤まん・激情,報復・怨恨,暴力団の勢力争い等,痴情・異性関係トラブル,介護・養育疲れ、となっており、これらで全体の約7割です。

不倫が原因で、夫婦の一方が自分の配偶者を殺害する場合や、不倫相手を殺してしまう事件も度々起きています。

もちろん、殺人にまで至らないまでも、ストーカー規正法違反やリベンジポルノ、脅迫、暴行、などに発展するケースは、とても多いのでは無いかと思います。


不倫の犯罪・事件

以下、2012年までに生じた、不倫が関係している殺人などの大きな事件の概略を紹介しております。


岐阜臨床検査技師不倫関係清算殺人事件
2012年9月30日、岐阜県各務原市のアパートで、市内の東海中央病院に勤める臨床検査技師の片岡夕子さん(29)が、首を絞められ死亡しているのが発見された。
事件発覚の翌日に、職場の上司で同じ臨床検査技師の宮部高典容疑者(32)が殺人容疑で逮捕された。
宮部容疑者は約1年半前に、同じ職場の別の女性と結婚しており、被害者とは社内不倫の関係にあり、取り調べに「交際上のトラブルで殺した」と供述。


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茨城県大洗町水族館駐車場女児2人殺害心中事件
2012年9月19日、茨城県大洗町の駐車場で軽ワゴン車から女児2人の遺体が見つかった。
2人の父親である男を殺人容疑で逮捕。
男は自殺未遂を行っており、一家心中を図ろうとしたものと思われる。
「妻と約2週間前から別居し、子育てに自信がなくなり、子どもを殺して自分も死のうと思った」と供述。
事件の2ヶ月前に、男は妻が21歳の男性と浮気していることを知り、妻から「浮気ではなく本気。あなたのことはもともと好きじゃない」などと言われた。
さらに、子どもについては「好きな人の子どもじゃない」などと言い放ち、子どもや夫を捨てて不倫相手の元へ行ってしまったという。
男は妻が出て行ったショックで自暴自棄になり、我が子2人の首を締めて殺害。
妻は子どもから「ママいなくならないで。ママ大好き」という手紙をもらっていたが「ママは好きな人ができたから一緒にいられない」と返事をしていたという。


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池袋ラブホ不倫殺人
2012年8月18日午前10時半ごろ、東京・池袋のラブホテルの一室から一戸良枝容疑者(49)は自ら「人を殺してしまった」と110番通報した。
池袋署員が駆けつけると、床には37歳の男性会社員が血を流して倒れていた。
取り調べによると、男性は良枝容疑者の会社の上司で2011年5月ごろから不倫関係にあったという。
2012年2月から別れ話を持ちかけられていたようで、凶器となった刃渡り20センチのナイフは彼女が持ち込んだものだった。
容疑者の女性は約10年前に元夫が蒸発し、高校2年の女の子と中学3年の男の子の子育ては、両親に頼りながら、会社勤めをしていた。
良枝容疑者と被害者がラブホテルに入ったのは、8月17日の夜11時ごろで、翌18日の午前1時ごろに男性の左下腹部をナイフで指している。
犯行の理由について容疑者は「手を触ったら『気持ち悪い』と言われ、カッとなって刺しました……」と証言していたという。


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香川・さぬき市焼身自殺偽装殺人事件
2010年11月に香川・さぬき市の大串半島展望台の駐車場で、乗用車が出火して、車内から、同市内に住む会社員、城寿人さん(当時39歳)の遺体が見つかった事件で、同年12月6日、殺害された男性の妻(城 可奈子27歳)と不倫相手の男(専門学校生・高橋淳希21歳)が殺人容疑で逮捕された。
2人は10月31日未明、可奈子容疑者が運転する車中で、城さんに睡眠薬入りジュースを飲ませ、駐車場で高橋容疑者と合流。
バットで十数回殴った後、車に押し込んで灯油をかけた。
しかし、事件にならなかったことを不自然に思い、その3日後の11月3日、再び現場を訪れたところ、車が燃えずに残っていたことから、車の窓を開け、燃えやすくした上で再度火をつけたということで、発見時、2度焼きされた夫の遺体は、殴打した跡も分からないほどに焼け爛れていたということです。
その後、妻は夫に掛けていた保険金から600万円を受け取っていました。
「不倫がばれて責められていたので、自殺に見せかけようとした」
「会えなくなるのが嫌だった」 などと供述していたということです。
その後、城可奈子容疑者は服役中に自殺しました。
残された2人の子ども達が、あまりに可哀想でなりません。


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関係清算殺人事件
2010年5月18日、大阪府東大阪市の葬儀関連会社で、元社員の浜地通栄さん(39)とみられる遺体が見つかった事件で、上司で交際相手の川上敏彦容疑者(52)が死体遺棄容疑で逮捕され、同月28日、殺人容疑で再逮捕された。
不倫の関係を清算しようとして首を絞めて窒息死させたというものである。
川上容疑者は「別居中の妻と離婚して一緒になる」と、結婚をちらつかせ、浜地さんをくどいていた。
一方の浜地さんは、女手一つで長男を私立大に通わせ、実家には「再婚して近くに家を建てる」と報告し、幸せそうだったという。
しかし実際は、川上容疑者は家族と同居を続け、離婚のための協議すらしていなかったという。
捜索願を出した長男は、「あんなにぼくを溺愛する母が、無断で長期間いなくなるなんて絶対におかしい」と強く警察に訴えていたそうです。


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金属バット不倫殺人事件
2010年4月30日、仙台に住む私立高校の数学教師・松本秀夫さん(56)が、頭部を金属バットで殴られて殺害されるという事件があった。
宮城県警泉署は、8月8日に仙台市泉区に住む不動産会社役員、松山哲士(38)と同区の寿司店『上杉』の経営者・梅原啓の2容疑者を殺人容疑で逮捕。
さらに12日には、松本さんの妻・美代容疑者(44・同区在住)を、夫殺害容疑で逮捕したのである。 松本さんの妻は、松山哲士と不倫関係にあり、夫への不満を膨らませての凶行だったようである。
松本さんは3月にも、帰宅途中に頭の骨や前歯を欠損する大けがを負い、退院直後に今回の被害に遭ったということで、しかも第一発見者は、松本さんの長男だったということです。
平成23年10月20日、松山哲士被告は、裁判員裁判により、仙台地裁で懲役23年(求刑懲役30年)の判決を受けました。


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かけもち不倫・交際女性殺人未遂事件
2008年1月11日、東京・調布市にある「山田病院」副院長の精神科医 進藤啓介が、交際相手の女性の首を絞めて殺害しようとしたとして逮捕されました。
2007年11月、進藤容疑者が複数の女性と交際していたことが、被害に遭った交際相手の49歳女性に発覚し、病院の借り上げマンションの室内で、口論になった末、「殺してやる」などと両手で首を絞めたということです。
進藤容疑者には妻がいましたが、被害者女性と5年前に知り合い、交際を続けていたということです。


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新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件
2006年12月16日、新宿区西新宿7丁目の路上で、ポリ袋に入った上半身の遺体が発見され、さらに2006年12月28日、渋谷区内の空民家の庭で下半身だけの遺体が発見される。
DNA鑑定の結果、西新宿で見つかった上半身と渋谷区で見つかった下半身が一致し、外資系不動産投資会社に勤務する男性(当時30歳)と判明した。
そして、最初の遺体発見から約1か月経った2007年1月10日、死体遺棄の疑いで、妻を逮捕。
逮捕後、町田市の芹ヶ谷公園で頭部が発見される。
手首については、生ゴミと一緒に捨てたと供述している。
年収一億とも言われる外資系企業に勤めるエリートサラリーマンと美人セレブ妻。
夫婦の間には子どもはおらず、2人暮らしだったが、夫と妻の双方に愛人がおり、離婚問題にもなっていた。
夫から不倫を疑われ、妻は鼻の骨を折る大ケガを負われていたという。
夫は酒癖が悪く、妻はDVを受けていたため、やがて殺意を抱くようになったとされている。


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W不倫引き殺し事件
2005年9月24日の夜、3児の父親である男性(当時47歳)が車にひかれて死亡。
翌日の2005年9月25日、すぐ近所に住む、埼玉県東秩父村の女性(29)が警察に緊急逮捕された。
2人は、いずれも配偶者や子どもがいながら不倫関係を続けていた(いわゆる「ダブル不倫」)の関係。
焼き鳥屋の駐車場で、別れ話をされたことから口論となり、女は激昴し、車に乗り込むと、いきなりバックで発進させ、男を跳ね上げた。
男が立ち上がると女は車の向きを変え、今度は勢いよく直進して男を引き殺して猛スピードで逃走したということです。


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不倫男による妻殺害事件
2005年9月1日、兵庫県の赤穂市職員である前田万貴さん(29)が殺害され、赤穂港で遺体で見つかった事件で、神戸地検は殺人罪で、万貴さんの夫で同市職員の前田貴徳容疑者(34)を起訴した。
貴徳容疑者は不倫関係にある女性と結婚するため、妻の万貴さんの殺害を計画。
2005年7月22日午後11時ごろ、自宅で万貴さんの首を腕で絞めて窒息させた上、動かなくなった万貴さんを車に乗せて同市加里屋の赤穂港に運び、海に捨てて水死させたということである。
不倫相手と結婚したいという一方的で身勝手な理由から万貴さんを殺害したものであり、子どもは、万貴さんの両親が引き取って育てています。


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同僚・妻連続殺人事件
2004年9月16日、静岡県焼津市の生協職員大倉修(当時の姓は滝)は、同僚の生協職員男性(当時37)が自分の不倫相手を中傷したことに腹を立て、ワゴン車内で、包丁で胸や腹を刺し殺害。翌日、死体を静岡市の茶畑に遺棄した。
遺体は2004年10月24日に発見された。
2005年9月9日、今度は、妻に不倫がばれ、責め立てられ、自宅にてネクタイで絞殺し、翌日、自宅浴室で遺体を電気丸のこで切断し、同県由比町の山林など3箇所に遺棄したということである。
1審、2審、ともに死刑判決を受けており、現在、上告中になっています。


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